この前も書いたが、友人とバンコクに行ってきた。
タイ旅行記 雨季なのにタイに行った - かにちゃんずの音楽遍歴
旅行といえば、現地の食べ物を食すことが醍醐味であると思う。私自身、好き嫌いが全くと言っていいほど無く、辛酸甘苦を大喜びで舐め回している人生である。というかおそらく味音痴なのだろう、異国のわけのわからない料理を前にしても怯むことなくウメェウメェと喰らい尽くす。
「日本人 海外旅行で無理な食べ物ランキング」でTOP5に食い込んでくるであろう台湾・臭豆腐も、なんだ全然食べれるじゃん〜!という感じだった。
タイといえば、トムヤムクン、パッタイ、プーパッポンカリー、グリーンカレー、カオマンガイ、南国のフルーツ、タイティーなどなど…
食べたいものだらけである。
かくいう私は大のタイ料理ラバーで、山盛りのパクチーを前に小踊りをするようなタイプである。
現地のタイ料理を満喫すべく、意気揚々とタイの地へ降り立ったのだ。
だが、さすがの私もパクチーが日本人ウケしない食べ物だということくらい知っている。
なのに、同行者に聞くのを忘れていたことを空港に着いてから思い出したのだ。
私「そういえばさ、あなたパクチー食べれるの?」
同行者「え、まじで嫌い」
私「え、、、、、」
終わった。
タイ料理というのは、写真ではパクチーが入っていないのにいざ出てくるとパクチーが潜んでいたり、はたまたパクチーが入っておらずともなぜかパクチーの風味がすることで有名なのだ(本当か?)。
しかもよく聞くと辛い食べ物も無理だと言う。これはもうタイのマクドナルドでドナルドとコップンカーするしかないやん。私のタイ料理熱はいったいどうなっちゃうの?
だが、同行者もせっかく海外旅行に行くのなら現地らしいものを食べたいというチャレンジ精神だけはなぜか持ち合わせており、せっかくなら美味しいと思えるタイ料理を探そうということで、我々の珍道中が始まった。
1.タイ料理ではないがタイらしいものを食べる
タイ、しかも雨季とあれば最高なのが南国のフルーツ。
道端にはフルーツ売りの屋台が並び、どれも瑞々しくなんとも美味しそうだ。写真はないが、ホテルの前で売っているオヤジから毎日のようにポメロをいただいていた。道端の出店は衛生的に不安だと思われる方もいるだろうが、基本的に氷など生水を摂取しなければお腹を壊すことはあまりない。(と思う)
次にマンゴー。マンゴタンゴというマンゴーのカフェに行った。
プリンやらアイスやらたくさん載っているプレートにしたが、正直マンゴーだけでいい。それくらいマンゴー単体の満足度が高い。
どこかしこの店で売っているフルーツジュースも最高に美味しい。
前述したとおり、氷を食べるとお腹を下す可能性が高いということで、ノーアイス!ノーアイス!!と大声で叫び散らしながら注文をしていた。
2.やさしい味のタイ料理を食べる
まあもちろんフルーツも美味しいが、フルーツはタイ料理とは言えないだろう。パクチーは嫌いでも、タイ料理のことは好きになりたい。そんな方におすすめしたいお店がこちら。
イムちゃん
なんとも日本語のようで日本語でないような名前の店だが、観光客向けといった雰囲気もなく、ローカル感を味わいたい方にもうってつけだと思う。
基本的に何を食べても安心できる味がする。同行者もうまいうまいと貪っていた。
ただし、ここで忘れてはいけないのが「マイペ」である。
「マイ」というのは「〜無し」というような意味らしく、「ぺ」は「辛み」 つまり「辛み無し」という意味だ。それと同じように「マイパクチー」と言えば「パクチー無し」である。
前述したように、入ってないと見せかけて必ずパクチーが入っているので絶対にパクチーも辛いものも食べたくないよと言う方は注文時、大声でマイペマイパクチーと叫び散らしてください。
3.慣れてきたところで、普通のタイ料理を食べる
ここまでお膳立てしてあげたんだからもう好きなもん食べてもええやろ
からーーーーーーーい!!!
ウマーーーーーーーイ!!!
やっぱタイ料理はこうでなきゃね!辛いものとパクチー食べられないやつは出直してこい!
パクチー - song by ISSEI | Spotify