タイ・バンコクに旅行に行った。
6月に。
6月のバンコクというのはご存知の方もいらっしゃると思うが、雨季なのである。
雨季というのは日本の梅雨とは違い、1日に数回1時間程度スコールが振るがそれ以外は晴れており、観光に何ら支障がないというのが旅行会社の謳い文句である。
まあそうは言っても正真正銘のオフシーズンなのだ。
バンコクは3〜5月が暑季、6〜10月が雨季、11〜2月が乾季らしく、乾季が一番気温も低く雨も降らないので過ごしやすいハイシーズンとなっている。
じゃあ雨季はどうなのかというと、最初は旅行会社に踊らされて全然大丈夫やんと思っていたが、調べれば調べるほどやばい。
一日中どんよりとした空模様で映えた写真など全く撮れない。
突然バケツをひっくり返したようなスコールが降り、傘などは全く役に立たない。
下水道の質があまり良くないからなのか、スコールが降った後は道路が冠水し膝下まで水に浸からないと歩けない。
水から上がってみると、靴の中には水中に漂っていた南国の巨大ゴキブリが入り込んでいる。
などと、、、、
無理だ、無理すぎる。
そんなところで生きていける日本人なんかそもそもいるのか?いや、絶対にいない。
本当に何も知らないというか最初に調べればいいのに、飛行機を予約してしばらく経ってからいつも間違った季節だったと気付くのである。
前に韓国に行ったときも全く同じことをしてしまった。
旧正月なのに韓国旅行に行ってしまった - かにちゃんずの音楽遍歴
まあキャンセル料もかかるし?しょうがねーから行くかと思い立った。
ゴキブリの話だけはひた隠しにしながらも、かなりの雨が降ることや冠水したところを歩かないといけないかもしれないということは同行者にも伝えたので、話が違うと泣き叫ばれることはなかろう。
約7時間のフライトを経て、いざバンコクへ降り立った。
さあ、かかってこいスコール。
ん?
むむ…?
これは……………
快晴中の快晴。
なんと3泊4日の滞在期間中、一滴も雨に降られることなく帰ってきてしまった。
もちろん、気温はめちゃくちゃ高く湿度も半端ないため体力はかなり消耗するが、なにせ雨は降らなかった。
いや、前後にバンコクに行っていた友人たちは普通にスコールに見舞われたと言っていたので、本当にたまたま晴れが続いていたというだけだったみたいだが。
そんなこんなで昼夜遊び呆けていて、出来心でゴーゴーバーに行ってみたらお店の女の子に絡まれて、タイで有名なアーティストに似てるー!!などと騒がれまくった挙げ句お酒をめちゃくちゃ奢る羽目になったりした。
ちなみにあとから調べてみたら全然似てなかった。
3.2.1 KAMIKAZE - รักต้องเปิด(แน่นอก) [Splash Out] - feat.Baitoey Rsiam [Official MV] - YouTube
雨季に間違えてタイ旅行を計画してしまったという皆さん。
運が良ければ晴れたバンコクを満喫できるかも?