最近、修学旅行らしき集団を通勤駅でよく見かけるが、中学生か高校生か、皆すごくおしゃれというか様になっている格好をしていてびっくりする。
私が中学生のころなんかは、ちょうどサーフ系やなんやというジャンルの服が流行っていて、ケツルルなんかは高くて基本的に買えないからそのへんのハニーズやしまむらで物色した服を買い、それに乗じて思春期のわけのわからんファッションセンスを爆発させて皆ピンクやイエローやグリーンなどの原色をギラつかせた服を着ていた。
しまむらで掘り出し物を探すのがいいんだよ!とか豪語していたが、そういうのは良いものを知っているから掘り出し物が探せるのであって、良い服を着たこともなければ見たこともない子どもには到底無理な話であったのだ。
私が高校生のころなんかは、みんなこぞってノンノを買い、アースミュージックアンドエコロジーのタイムセール50%オフでーす!!を狙ってショッピングセンターに足繁く通っていた。もはや何が好きで行っていたのかわからんが、ただ安いというだけで有り難がって通い詰めていたのだ。
私が大学生のころなんかは、誰も彼も1年生は総じてクソださい子どもちゃん丸出しで、男も女もまあこんなもんよなというような服を着ていた。入学した頃の先輩たちはおしゃれで大人びていて、いつかは私もこんな風になるんだろうなと心躍らせていたが、自分が卒業する頃には新入生のほうがおしゃれになっているという謎の逆転現象が起きていた。
最近になってようやく、流行りにのみ左右されるわけではなく、自分の着たい系統の服というのが定まってきて、自分の好きなブランドというのも確立されてきた。それなりにお洒落になってきたかなと思えるが、そう思えるまでに30年近くの歳月を費やしてしまった。
いや、それは調子に乗りすぎかな。
#今日の一曲 #NowPlaying️
— かにちゃんず (@kani_chans) 2022年11月24日
調子にのるな / C子あまね
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